
オプテックスグループのミツテックは、非接触3次元形状測定機「3D-Eye スキャナー」と「DMS-800」を発売し、3 次元形状測定機市場に参入する。
同製品は、従来の接触式3次元測定機と異なり、レーザーなどをワークに照射し、その反射光を観察することで、ワークに接触することなく形状を測定できる装置。近年、自動車関連部品の鋳造品、加工品、成形品など軽量なワークや、接触針が入らない複雑な形状のワークが増加しており、接触式測定器では難しくなるという課題があった。
それに対し同社は、レーザー光を用いた光切断方式を使った非接触3次元測定器を開発し、発売する。3D-Eye スキャナーは、ステージ付きで XYZ 軸が可動でき、高速で高精度な測定を実現。卓上型で持ち運び可能なタイプとなっている。DMS-800は、機械加工機と同じ 5 軸が可動し、複雑形状も測定可能。光切断の欠点だった影をダブルレーザーで解消し、高速、高精度の測定が低価格でできるようにしている。