
カネカは、北海道苫小牧市で血液・血漿浄化器等を製造する苫東工場内に、新たにカテーテルの新プラントを建設する。グループ会社のカネカメディックスが出資し、投資金額は約100億円、2027年3月の稼働を予定している。
新プラントはIoTやAI、ロボットなどの先端技術やビッグデータを活用した「スマートファクトリー」とし、ラインを自動化したフィールドオペレーションゼロの無人工場を実現する。また自社の太陽電池を用いて、工場建物の一次エネルギー消費量をゼロにする「ゼロエネルギーファクトリー」を実現する計画。今回のプラントの新設により、カテーテルの生産能力は現状の約2倍になる見通し。