【各社トップが語る2024】エニイワイヤ「省配線・省工数基盤を強化」伊丹 伸司 代表取締役社長

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2023年は、納期正常化に向けた取り組みと、当社の強みである現場密着型営業を積極的に展開し、AnyWireASLINKを軸とした拡販活動を推進した。
 「モノ売り」から「コト売り」への転換を図るべく、AnyWireASLINKの特長である省配線・省工数技術に加え、センサの見える化による稼働率向上、コスト削減、省スペース化ニーズへの対応力を強化し、FA現場での課題や潜在ニーズへのソリューション提案を図った。さらに業種別提案資料や、オンラインショールームATS「Anywire Technology Station」をリニューアルし、省配線と見える化技術、マルチ省配線ネットワークや製品・アプリケーションの紹介デモ機などコンテンツの追加、Webセミナーの定期開催など多くのファンを増やすべく活動に取り組んだ。
 結果として、国内では物流搬送、半導体、自動車業界での売上が拡大し、自動車業界のEV設備投資案件による需要も拡大。海外でも中国で搬送コンベアに省配線化、小型化を目的に新規採用されるケースが増え、物流搬送の新規顧客の開拓に結びつき、今後の伸長が期待できる。
2024年は、省配線、省工数を実現する基盤として「AnyWireASLINK プラットフォーム」の訴求に加え、引き続き積極的な対面営業による拡販とWebセミナー、動画配信などを組み合わせた拡販を進め、規模拡大へ取り組む。
 また1月末開催のIIFESに三菱電機グループとして出展する。コア技術である「省配線」にフォーカスし、バラ配線とエニイワイヤ省配線の比較デモをはじめ、ロボット省配線デモ、新製品の微電流検出センサ(後付けクランプ式)と表示器GOTを連携させての積層式表示灯の稼働監視を通じた「既設設備の簡単なIoT導入」などを紹介する。

https://www.anywire.jp/

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