PSジャパン、岡山県倉敷市の水島工場にポリスチレン樹脂のケミカルリサイクル実証設備を新設

PSジャパンは、岡山県倉敷市の水島工場にポリスチレン（PS）樹脂のケミカルリサイクル（CR）実証設備を新設した。
PS樹脂は、食品容器包装をはじめ、家電製品や産業資材製品に使われ、従来のメカニカルリサイクルでは食品接触用途に戻すのは課題が多いという難点があった。CRでは、再生産されたPS樹脂が食品容器包装にも使え、PS樹脂製食品容器包装の水平リサイクルに道を開くものとなる。今後実証運転を進め、使用済みのＰＳ製品の再資源化によるスチレン資源循環システムの構築を本格化させる。

https://www.psjp.com/news/pdf/20230907.pdf