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安川電機、技術論文「磁気飽和と磁石温度変化を考慮したIPMSMの高精度トルク制御」を公開

安川電機は、技術論文「磁気飽和と磁石温度変化を考慮したIPMSMの高精度トルク制御」を公開した。
埋込磁石型同期電動機(IPMSM)は小型高効率で電気自動車や産業機械等の様々なアプリケーションに広く適用されているが、IPMSMの小型化・高トルク密度化が加速することによって磁気飽和に起因するトルクの非線形性が増し,特に高負荷領域や高速領域において正確なトルク制御を行うことが難しくなってきている。それに対し同社では、独自の磁束オブザーバと誘起電圧定数推定器を用いた高精度トルク制御技術を使うことでこれらの課題を解決できるとし、技術論文ではその技術を解説している。