安川電機は、産業用低圧・高圧向け自家消費特化型の太陽光発電用パワーコンディショナ「Enewell-SOL P3A 25kW（三相200V級）」を3月1日から発売する。
自家消費型太陽光発電への関心が高まっているが、自家消費型太陽光発電は電気の逆流（逆潮流）が発生しないように建物内で使用する消費電力を監視しながら発電電力をうまく制御して最大限活用することが重要となる。
それに対し同製品は、逆潮流を防止するための自家消費の機能を内蔵し、200V級では最大級の出力となる25kWを実現。200V級かつ既存の受電設備（変圧器）に接続可能な配線方式の採用と、自家消費に必要な独自の制御機能をパワーコンディショナに内蔵することで既存設備を有効活用し、システムのトータルコストを低減。壁掛け設置、重塩害に標準で対応し、静音性にも優れ、最小限の施工費用で設置可能。直流電源にはコネクタあを採用し、配線接続も容易で施工性にも優れている。
また自然空冷方式の密閉構造でファンを使っていないためメンテナンスや交換の手間が少ないことに加え、通信用デバイスとなるゲートウェイとクラウド連携できる環境を用意してパワーコンディショナの遠隔操作やモニタリングもでき、運用・保守を効率化している。サポートも、YASKAWAコンタクトセンタで24時間受付、日本全域サービスネットワークで対応する。
自家消費機能や自立運転機能を搭載した「多機能品」と、必要十分な機能に絞った「標準品」の2つの機能のラインアップを揃え、特に中規模自家消費型太陽光発電システムに最適となっている。
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