
三菱電機は、サーボモータ用減速機「GRシリーズ」を発売した。
同製品は、はすば歯車と歯面の特殊表面処理を採用した遊星減速機構で、伝達トルクを大幅に向上。高性能グリースと全軸受にころがり軸受を採用し、減速機の回転速度範囲を拡大している。同社製サーボモータの最大トルク350%、最大回転速度6700r/minに対応し、装置の高性能化に貢献する。
また遊星減速機構とアルミケーシングで減速機を小形、軽量化。バックラッシは標準仕様で8分以下の高精度で、装置の高応答制御や位置決め制度を可能にする。全軸受をころがり軸受化し、低摩擦コーティングオイルシール採用で減速機効率を向上し、装置の省エネ化にもつなげることができる。
さらに保護構造はIP65に対応し、装置の耐環境性の強化にも貢献する。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/gear-reducer/pr/index.html?ref=topinfo