【FA製造業2022トップインタビュー】変革へ人材育成を強化 中央無線電機 藤木 愛 代表取締役社長

2021年4月期の売り上げは、前年比で110%くらいになりそうである。世界的な部材入手困難による製品の長納期化で上期前半は厳しい状況であったが、上期後半より徐々に入荷も増え、売り上げも伸びてきている。また受注も昨年から増加傾向が続いている。製品の長納期化や半導体需要の拡大などが要因だと考えるが、今後の動向を注視していきたい。こうした中で、20年に引き続きコロナ禍で活動制限はあったが、デジタル化の後押しとなった側面もあり、オンライン会議や一部ではあるが在宅勤務の体制もできた。今年はさらなる生産性の向上に向けて改革を進めていきたい。

当社は商社のお客様の割合が多く、毎日多くのお問い合わせをいただいている。特に今は製品不足により代替品についての問い合わせが多く、営業・業務が連携しながら対応している。頂いたチャンスを逃さないよう、業務効率化を推進しお客様へより良いサービスを提供できるようにしたい。
 22年は引き続き半導体製造装置、工作機械などの市場成長が見込まれるため見通しは明るい。しかし製品の長納期化が継続していることが懸念材料である。社内の体制・仕組みを整えながら仕入先メーカーと協力し、お客様へ対応していきたい。

昨年設立70周年を迎えると共に社長に就任し、新たなスタートを切った。人材育成プロジェクトを立ち上げ、様々な取り組みを行っている。特に営業力強化と生産性の向上に力を入れていく。お客様情報を分析し、有資格者を活かした提案営業を拡大していきたい。ニューノーマル時代に対応するためにデジタル化も積極的に行っていきたいが、今やっていることをそのままデジタル化するだけではなく、やり方自体を見直すことが大切だと考えている。長年のやり方を変えることは容易ではないが、今は変化する良いチャンスである。仕入先と共に成長し、変化する市場やお客様の需要に柔軟に対応できるよう努めていきたい。

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