【FA製造業界2022】 関連企業・団体と協力し活動 日本包装機械工業会 大森会長 [年頭所感]

明けましておめでとうございます。

皆さまには、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、一昨年1月にわが国で初めて新型コロナウイルス感染者が報告されてから、早くも2年が経とうとしています。コロナ禍にあっても、今なお必死に経営努力を続けておられる関係の皆さまに深く敬意を表します。

わが国をはじめとして世界経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から経済社会活動の正常化に向かいつつある中、各種の対策効果や海外経済の改善等もあり、徐々に景気が持ち直していくことが期待されています。ただし、新たな新種コロナウイルスの影響に加えて、部品供給の供給制約や原材料価格の高騰など懸念材料もあります。政府においては、国民の命と暮らしを守りながら、産業界のニーズを踏まえた事業環境整備の基盤強化など経済の回復に向けた対策の充実を期待しております。

2020年度のわが国包装機械産業の生産実績は、新型コロナウイルスの感染拡大による不透明感から、設備投資計画の見直しや先送り等により、対前年度比8.7%減の4308億円と11年ぶりの減少となりました。今後、国内設備投資の自動化、省人化等の新たなニーズへの対応に加えて、成長する海外市場等においても、これまで以上に市場ごとの国際化戦略が求められてきています。

ポストコロナ後の経済の見通しにはまだ不透明感がありますが、改めて包装業界は食品・医薬・日用品など人々の生活に不可欠な重要な産業とともにあります。特にこれまで以上に衛生意識の高まりから、より安全で安心な社会の構築のための役割が増しているものと思います。

一方で世界的な気候変動問題の高まりから脱炭素に向けた取り組みの動きも加速しており、特にプラスチックの資源循環への対応など包装業界を取り巻く環境も大きな変革期を迎えていると言えます。

さらに包装機械を含めたものづくり産業を取り巻く環境はIoT、ロボット、AIなどの先端技術を活用しながら産業のイノベーションを起こしていくことが、製造業の進化につながるものと思います。その実現に向けては、企業・業界の垣根を越えた産官学の連携を強化し、新たな付加価値を高めていくことが必要と考えております。

わが国の包装機械産業はこのような変化に対応し、人手不足問題、環境問題、食料問題等のさまざまな社会課題の解決に向けて積極的に取り組みたいと思っています。このような社会課題には一組織だけでは解決が難しい課題が多く、さまざまな関連する企業・団体等とも協力して活動を進めることが重要と考えます。当工業会としましても包装産業の技術高度化、人材育成、広報推進、国内外展示会等の事業を幅広く展開することにより会員の皆さまのベネフィットにつながる事業の具現化と同時に工業会の価値向上に努めてまいります。

さて、当会の最大のイベントであります「JAPANPACK2022 日本包装産業展」は本年2月15日から東京ビッグサイトで開催いたします。最新鋭機器・技術・サービスの展示や製造ライン全体にかかわる最新トレンドを提供することにより、需要業界の課題解決策に向けた包装総合展としての展示会を目指します。関係の皆さまには絶大なご支援をいただき、リアル展示会としての内容の充実とバーチャル展への挑戦などの新たなビジネスの発展にも貢献してまいりたいと考えております。

本年も当会事業へのあたたかいご支援とご協力をお願い申し上げます。

年頭にあたり、皆さまのますますのご繁栄とご健勝、そして新型コロナウイルスの収束により平穏な社会が実現しますことを併せて祈念し、ごあいさつとさせていただきます。

https://www.jpmma.or.jp/


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