フエニックス・コンタクトは、端子台の配線接続方式に「Ｐｕｓｈ-ｉｎ（プッシュイン）接続」を採用して販売を拡大している。用途も、自動車生産設備、工作機械、半導体製造装置、食品機械、鉄道、船舶などに加え、最近は電力、鉄鋼、化学などの工場設備関連の採用も増え、 製品バリエーションも年々増加中だ。
このうち、「ＰＴ ＰＯＷＥＲシリーズ」は、パワーターン接続による大線径・大電流用Ｐｕｓｈ-ｉｎ式端子台としてニーズが高まっている。動力系・電源系の太い電線を、裸線のまま端子台に差し込み、レバーを回転するだけで素早く・簡単・安全に「圧着レス」接続が完了するため、作業負荷が大幅に軽減され、配線時間も大幅に短縮。
定格電流／電圧は、最大３０９Ａ／１５００Ｖで、適用電線は最大１８５㎟。さらに、端子台間の渡りは、ブリッジバー（２極用、３極用あり）を挿入するだけで可能。また、分岐プラグを使って最大４分岐も容易。（０・５‐10㎟に対応）
ＣＥマーキング・各種海外規格を取得済で、海外向けプロジェクトにも最適。機種は、直付／ＤＩＮレール取り付けで、電流・電圧、線径で各４タイプが完備し、アース用、組立済みブロック、チェック用端子部品などバリエーションも豊富にそろっている。
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
