工場新設・増設情報 8月第3週 ブラザー工業、浜松ホトニクス、東芝、村田製作所など

2020年8月19日

【国内】

▶︎ブラザー工業
名古屋市南区の星崎工場に、新工場棟を建設する。同建設は、BCP(事業継続計画)の一環として行われ、既存棟の数棟を解体し、免震機能付きの工場棟を1棟建設する。新工場棟には、星崎工場内の複数の工場棟に分散しているクリーンルームを集約し、効率化にも取り組む。

延床面積は1万2700平方メートル(3階建て)、総事業費は100億円、着工は2020年8月、完成は23年1月を予定。

新工場棟の完成イメージ

 

▶︎浜松ホトニクス
新貝工場(静岡県浜松市)に建設していた新棟が完成し、8月7日に竣工式を執り行った。10月から稼働を開始する予定。

近年、量産性の高い樹脂モールド光半導体素子や放射線検査装置用のX線イメージセン
サおよびX線フラットパネルセンサの需要拡大が続いており、今後もさまざまな分野での売上拡大が見込まれることから、供給体制を強化し需要の拡大に対応する。

建築面積は4473平方メートル、延床面積は1万5631平方メートル(地上4階)、総工費は約65億円。生産能力は約250億円(売上高換算)。

新貝工場-2棟-外観

 

▶︎東芝
神奈川県川崎市にある同社グループの小向事業所内に、グループの先端研究開発のランドマークとなる「研究開発新棟(仮称)」を建設する。小向事業所内のコーポレートの研究開発部門の一部と、半導体事業の開発部門の一部の建屋を解体し、跡地に建設する。

新棟は、12階建ての高層棟と、4階建ての低層棟の2棟で構成され、ユーザーと共創するコラボレーションスペースや、展示会などに活用できるスペースを設置し、気軽に足を運べる開かれた研究所を目指すとしている。

建築面積は約9800平方メートル、延床面積は7万2500平方メートル、着工は2022年1月、稼働は23年4月を予定。投資予定額は約340億円。

外観イメージ

 

▶︎マルタイ
現在、製造を行っている佐賀工場(佐賀県唐津市)が建設から50年以上たち老朽化していることから、新たに唐津市石志地区に土地を取得し、新工場を建設する。新工場での主な製造は棒ラーメンで、生産能力は1日約20万食。佐賀工場は当面稼働し、将来的には統合して1工場体制とする予定。

敷地面積は約2万5000平方メートル、延床面積は約7300平方メートル、総投資額は約43億円(取得予定用地代金含む)。着工は2021年1月、営業運転開始は22年3月を予定。

完成予想図

 

▶︎出雲村田製作所
2019年8月から建設を進めていた新生産棟が完成し、8月4日に竣工式を執り行った。新生産棟の完成により、電子機器の高機能化、自動車の電装化によるセラミック部品の中長期的な需要増加に対応できる体制を構築する。

建築面積は2812平方メートル、延床面積は9328平方メートル(地上4階建て)、総投資額は49億9000万円(既存棟への生産設備投資を含む)。

 

【海外】

▶︎王子ホールディングス
マレーシアのジョホール州に新たに段ボール工場を建設する。同社はマレーシアに8カ所の段ボール工場を有しており、需要の伸長が期待される南部地区に、3カ所目となる工場を新設し、より一層の事業拡大を図るとしている。

敷地面積は約4万2000平方メートル、投資総額は約40億円、稼働時期は2022年1月を予定。段ボール生産能力は、月に約700万平方メートル。