ヤマハ発動機 搬送モジュール新機種、配線接続性高剛性など使いやすさ向上

2020年6月3日

ヤマハ発動機は、リニアコンベアモジュールの新製品となる「LCMR200」を7月1日から発売する。現行機種「LCM-X」の構造を見直し、配線接続性や高剛性、耐環境性、プログラムレスなど使いやすさを向上している。

リニアコンベアモジュールLCMシリーズは、2013年に日本メーカーとして初めて製品化。ローラーコンベアやベルトコンベアよりも高速・高精度搬送ができ、ライン構築・組み替えが柔軟に行なうことができることから、比較的小型搬送品の多い電気・電子部品や車載部品の組立工程に導入されている。

同製品は、リニアモータによるダイレクト駆動により、高速搬送、高精度停止、位置決めを行うことが可能。従来機種から構造を見直し、モジュールのほぼ全長を架台に直接設置してリニアガイドを支持する形とし、ガイドブロックをサイズアップすることで剛性を高めた。ケーブル取り出し方向を正面と背面の2方向から選ぶことができ、レイアウトの自由度と配線柔軟性がアップ。循環ユニットを新開発し、これまで微妙な調整が必要だったスライダの乗り継ぎ制度調整を簡単にした。

またプログラムに関しても、ロボットコントローラ「YHXコントローラ」のスタンダードプロファイルを用いることで、コントローラにラダープログラムを作成することなく、上位のPLCから制御が可能となっている。

価格はオープンで、年間5000台の販売を目標とする。

リニアコンベアモジュール「LCMR200」