GII市場リポート 工業用X線装置、25年 7.8億ドル規模に

2020年6月3日

非破壊検査ニーズ高まる

グローバルインフォメーションが取り扱うMarket sandMarketsの市場レポート「工業用X線装置の世界市場:画像技術別(フィルム式X線装置、デジタル式X線装置)・エンドユーザー別(石油化学・ガス、発電、製造業、航空宇宙、自動車・輸送機械)・地域別の将来予測(2025年まで)」によると、産業用X線装置市場は、2020年の5億3200万ドルから2025年には7億8400万ドルに達し、CAGR8.1%で成長すると推定されている。
 
産業の安全性と製品品質に関する各国政府の厳しい規制、自動車産業や航空宇宙産業におけるNDT(非破壊検査)への需要の増加、X線撮影システムに統合されたソフトウエアの進歩、産業用機器の予防的メンテナンスなどが成長要因としている。
 
ダイレクトX線装置(リアルタイムX線装置)の市場が最も高いCAGRで成長すると予想。また産業別では、石油化学・ガス産業向け市場は高いCAGRで伸びる見通し。パイプライン、貯蔵タンク、精製装置の監視等の目的で、材料に外部からダメージを与えることなく内部腐食を測定することができ、特に深海石油や天然ガス産業にとって重要とされる。また油漏れや流出の発生に対する浄化コスト低減に向けた監視ニーズも高い。
 
地域別ではAPACが最も顕著な成長を見せる。政府の安全に関する厳しい規制があり、巨大な需要が発生している。
 
またさまざまな家庭用電化製品の需要が世界的に拡大しており、故障や保守の経費を削減するためのX線撮影装置の利用も増加している。

 

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