工場新設・増設情報 9月第2週 スズキ、タクマ、味の素、日野自動車など

2019年9月11日

【国内】

▶︎スズキ
相良工場(静岡県牧之原市)敷地内にある四輪車の試験・開発を行う相良コースの関連設備の整備、拡張を行うため、同工場西側と北側に隣接する土地の取得について、牧之原市に協力を申し入れた。購入予定地は、四輪車の衝突実験棟の移転をはじめ、四輪車の研究・開発拠点として整備を進める計画。

総投資額は約250億円の予定。

 

▶︎東邦化学工業
今後も需要増が予想される電子情報産業用微細加工用樹脂の生産能力増強のため、千葉工場(千葉県袖ケ浦市)に新工場を建設し、電材用設備の増設を行う。

完工は21年年央を予定、投資額は約40億円。

 

▶︎タキロンシーアイ
揖保川事業所(兵庫県たつの市)に新棟が完成し、8月29日に竣工式を行った。これまでグループに3つあった生産拠点を揖保川事業所に集約し、新棟建設によって分散していた後加工拠点を製造拠点に隣接させ、最終製品までの一貫生産を実現する。

屋根にロゴマークがある右側が新棟

▶︎タクマ
ボイラの大型化や高温高圧化など、多様化するニーズに対応する生産体制を整えるため、播磨工場敷地内(兵庫県高砂市)に新工場を建設する。また、部品を確実にストックし、迅速に供給できる体制の構築を目的に、ICTを活用したアフターサービス拠点Supply Chain Lab(サプライチェーン・ラボ)を新工場に併設する。

延床面積は、約1万9000平方メートル(新工場、付属施設含む)、約3500平方メートル(Supply Chain Lab)。着工は2021年度、稼働開始は22年12月、工事完了は23年11月を予定、投資総額は約130億円。

【海外】

▶︎味の素
連結子会社であるマレーシア味の素社(AMB社)の移転に伴い、エンステック工業団地(ヌグリ・スンピラン州)に新工場を建設する。

AMB社はクアラルンプール市を拠点としているが、同エリアにおいて商業・居住施設等のさらなる開発が見込まれるため、将来の安定的な生産に向けた環境の確保を目的に今回の移転と新工場の建設を決定。新工場では、うま味調味料「味の素」、風味調味料「TUMIX」などを生産する。

敷地面積は約18万8000平方メートル、延床面積は約5万4000平方メートル。着工は19年度下半期、稼働開始は22年4月を予定。設備投資総額は約93億円。

 

▶︎日野自動車
米国における販売子会社の日野モータース セールス U.S.A.と、生産子会社の日野モータース マニュファクチュアリング U.S.A.は、8月21日に新工場(ウェストバージニア州ミネラルウェルズ)の開所式を行った。

新工場では、従来の生産工程を移転・集約し一層の効率化を図るとともに、今後は現在日本で行っている北米専用車のキャブ生産を移管する計画。

敷地面積は約37万8000平方メートル、生産能力は年間2万4000台(2直定時)。