NEC、ストレージ機能を強化、デスクトップ型ファクトリコンピュータ発売

2019年3月26日

NECは、5年間の長期供給と、供給終了から最大10年間の長期保守を行うデスクトップ型ファクトリコンピュータの新製品3機種「S36W」「S37K」「D28U」を発売します。

新製品は、従来製品と同じ筐体サイズに最大4台のHDDまたはSSDの搭載、ホットスペアに対応した多様なRAID設定など、ストレージ機能を強化しました。また、フルサイズの拡張ボードを最大7枚搭載でき、社会インフラシステムや工場内工程監視システムで使用されるカメラや計測器など各種業務機器との接続が可能であり、大容量データの蓄積が必要な用途に広く活用できます。

近年、交通、電力、防災などの大規模な社会インフラシステムの整備や、工場や生産現場の自動化、工程の見える化などIoTシステムの導入が進められています。これらのシステム構築には、大容量データを高速処理し24時間連続で安定稼働が可能な高性能な産業用コンピュータが必要とされています。

ファクトリコンピュータ「S36W」

 

新製品の特長

1.従来機の筐体サイズを変えずにストレージ機能および拡張性を強化

新製品は最大4台のディスクが搭載可能となり、ディスクの種類として従来の500GB HDDに加え、大容量の2TB HDDや100GB/500GB SSDが選択可能です。加えて多様なRAID構成(RAID0/RAID1/RAID5/RAID6/RAID10)やホットスペアにも対応しました。これらにより、重要なデータを安全に管理できるとともに、画像情報などの大容量データの蓄積が可能となります。

またグラフィックボードなど補助電源を必要とする拡張ボードの搭載が可能になりました。これにより、需要が拡大している高精細な画像データや大量の映像データの高速・高精度な処理を実現します。

 

2.データ処理性能を向上

「S36W」はインテル(R) Xeon(R)プロセッサー E3-1275 v5(3.60GHz)、「S37K」はインテル(R) Core(TM) i3-6100プロセッサー(3.70GHz)、「D28U」はインテル(R) Celeron(R)プロセッサー G3900を搭載し、上位機種の「S36W」は処理性能を従来比で約1.2倍向上しました。

また、新たに10GBASE-TのLANボードを追加可能となり、大容量データの高速通信を実現します。

 

3.安心の耐環境性、長期供給・長期保守

耐環境性(動作温度5~45℃、耐振動、耐ノイズなど)や、高信頼設計(長期供給部材の選定など)を継承し、現場における過酷な利用条件下でも安定稼働を実現します。さらに、5年間の長期供給と、供給終了から最大10年間の長期保守を提供し、長期安定運用にも貢献します。

 

出典:NEC「デスクトップ型ファクトリコンピュータを発売 ~IoTシステムに求められるストレージ機能を強化~」