オムロン、アーム型協調ロボット「TMシリーズ」発売

2018年10月26日

オムロン(京都市下京区)は、モノづくり現場において人と同じ空間で安全に作業を行えるアーム型協調ロボット、「TMシリーズ」を2018年10月26日からグローバル40ヶ国で一斉に発売します。

ロボットアームにビジョンシステムを一体化した「TMシリーズ」は、直感的なプログラミング環境に様々な画像処理機能を組み合わせ、“人と機械が安全に協調するフレキシブルなモノづくり現場”を簡単に構築することを可能にします。

▲アーム型協調ロボット「TMシリーズ」

 

近年、モノづくり現場では、消費者ニーズの多様化によって製品ライフルサイクルが短命化し、生産品目の変更や需要変動に合わせ、生産ラインのレイアウトを柔軟かつ迅速に変更することが求められています。また、人手不足が深刻化する中、単純・単調で重労働な作業は機械に任せ、人はより創造的な仕事に従事できる環境整備が必要とされています。

「TMシリーズ」は、従来、一般的な産業用ロボットでは迅速な立ち上げや段取り替えが困難だったロボット導入を、ユーザー自らが簡単に行える環境を提供します。これまで人にしか出来なかった、「部品の設置や取り出し」「箱詰め」「ねじ締め」などの作業を担います。

「TMシリーズ」は、人や障害物を自動で回避しモノを搬送する自動搬送モバイルロボット「LDシリーズ」との接続性が高く、簡単に組み合わせて使用できる、「モバイル対応モデル」を同時に発売します。ユーザーは、「LDシリーズ」に「TMシリーズ モバイル対応モデル」を搭載することで、モノの搬送に加え、持ち上げてトレイに載せかえる「ピック・アンド・プレース」など搬送前後の作業を担当させることができます。

 

アーム型協調ロボット「TMシリーズ」の3つの特長

1. 直感的なユーザーインターフェースによるプログラミング時間の短縮
フローベースの直感的なユーザーインターフェースを持つプログラミングツールと簡単なティーチングにより、ロボット言語などの専門知識は不要。一般的な産業用ロボットと比べ簡単かつ短時間で生産ラインの立ち上げや段取り替えが可能です。

2. ロボットアームと一体化したビジョンシステムでセットアップ時間を短縮
「TMシリーズ」は、「照明付きビルトイン型ビジョンシステム」を搭載し、広い視野角で製品を捉えます。「パターンマッチング」や「バーコード読み取り」、「カラー識別」などの画像センシング機能を備えており、簡単な画像登録で検査・計測、仕分け作業を簡単に実現します。

3. 人との協調を可能とする安全規格に対応し、導入時間を短縮
人と機械の協調を可能とする安全規格に対応し、安全柵なしに設置や人と同じ空間での動作が可能です。一般的な産業用ロボットの導入に必要な安全対策が不要となり、導入時間を大幅に短縮します。
(産業用ロボットの安全基準ISO10218-1と、協調ロボットの技術仕様書ISO/TS15066に適合)

 

商品概要
以下の仕様の組み合わせにより全12タイプをラインナップ
アーム長: 900mm,1100mm,1300mm
可搬重量: 4kg,6kg,12kg,14kg
電源種別: AC,DC
SEMI S2安全ガイドライン対応の有無

▲アーム型協調ロボット「TMシリーズ」

▲モバイルワークステーション搭載例

 

オムロンは、アーム型協調ロボットを新たに商品ラインアップに加えることで、“人と機械が安全に協調する”モノづくり現場を実現し、顧客企業各社と共にモノづくり現場を革新するコンセプト“i-Automation!”を加速させてまいります。

出典:オムロン「“人と機械が安全に協調する”モノづくり現場を加速するアーム型協調ロボット『TMシリーズ』を発売」