NTTコムグループ GPUプラットフォーム 国内最大級のスーパーコンピュータに採用

2017年10月23日

Preferred Networks(東京都千代田区、以下PFN)は、自動運転技術やがん診断をはじめとした深層学習(ディープラーニング)などの研究開発用プライベート・スーパーコンピュータを、9月から稼働した。

このスーパーコンピュータは、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区、以下NTTコム)とNTTPCコミュニケーションズ(東京都港区)の高速演算処理(GPU)プラットフォームを採用し、計算ノードにはNVIDIA製「Tesla P100 GPU」を1024基搭載。理論上のピーク性能は4.7ペタフロップスで、民間企業のプライベートな計算環境としては国内最大級となる。

今後、PFNは今回構築したプライベート・スーパーコンピュータを活用し、オープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer」の高速化を進め、さらに、大量の計算資源を必要とする交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケア分野での研究開発をより一層加速させる。また、次世代GPU「Volta」ベースのNVIDIA製「Tesla V100」の導入も検討する。

NTTコムグループは、AI関連技術やそれを支えるインフラの提供を通して、深層学習技術の研究や商用での積極的な利活用をサポートし、PFNのAIビジネスを支援していく。

PFNはIoTにフォーカスした深層学習技術のビジネス活用を目的に、2014年3月に創業。デバイスが生み出す膨大なデータを、ネットワークのエッジで分散協調的に処理する「エッジヘビーコンピューティング」を提唱し、交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアの3つの重点事業領域において、イノベーションの実現を目指している。