日本電気制御機器工業会「第4次産業革命に取り組む」曽禰 寛純会長

2017(平成29)年の新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

さて、昨年の経済情勢を顧みますと、いくつかの大きな変化があったものの、ゆるやかな改善傾向の年であったように感じております。為替変動に伴う設備投資の動向や国際競争力の変化が読みづらく、中国経済の減速や、ヨーロッパ経済の不安定感等、先行き不透明な状態で推移致しました。

このような中、16(平成28)年度の日本電気制御機器工業会(NECA)の出荷額については、上半期は、中国経済の減速等により若干減少傾向となりましたが、後半、円安・海外全般の需要回復を背景に、輸出関連の好調と、それに伴い国内も力強さがみられ、回復基調となりました。

16(平成28)年度NECA上期出荷額は3191億円(前年同期比97.6%)、通期では6481億円(前年比100.6%)を見込んでいます。これはNECAとして過去最高の出荷額を記録した一昨年度(平成26年度6732億円)比96%となり、リーマンショック後では、2番目に高い出荷額となります。

今年は「第4次産業革命」に本格的に取り組む年と考えています。

NECAでは一昨年より「第4次産業革命への対応」を具体化するためのWG(ワーキンググループ)を立ち上げ、内外の関連団体への参画と各専門家により、NECAが目指すものづくりの将来像に関しての検討を重ねてまいりました。その検討結果を1月下旬に発表する予定です。

また、NECAの重点施策である「3S」事業、すなわち「Standardization:標準化事業」、「Safety:安全事業」、「Sustainable Society:環境事業」をより進化させることで「第4次産業革命」への対応を進めてまいります。
17年末に開催の19回目のSCF(システムコントロールフェア)においては、計測展(日本電気計測器工業会)との合同開催を初めて行う等、NECAとしての情報発信と魅力度向上に努めてまいります。

「3S」以外の新規事業としては、「次世代事業」の医療福祉機器分野で、今年も医療機器への参入促進事業として、医療機器展示会への出展を計画しており、17年4月に開催の「MEDTEC Japan 2017」に会員企業と共同出展する予定です。

最後になりますが、今年も、関連団体、関連企業皆様とともに製造業の永続的な発展と電気制御機器業界のさらなる発展に貢献していく所存でございますので、一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

本年が皆様にとって、また日本の産業界においても、素晴らしい一年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶といたします。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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