モノづくり大国日本で花開く『人工知能』【高木俊郎】日本の製造業再起動に向けて(17)

2016年5月18日

■熟練工は、人工知能の『育ての親』である 2016年になって一般社会で、人工知能(AI)が突然注目されはじめた。囲碁勝負で、人工知能のAlphaGoが人間を破った報道がキッカケとなり、世界中で人工知能が話題となっている。最近では、人工知能に言及する政治家も多く、日本政府主導の推進プロジェクトも始動している。 先月高松市で開幕した先進7カ国(G7)情報通信相会合の議長を務める高市早苗総務相は会合で、人工知能の開発原則を研究するよう提案した。人工知能がさまざまな分野で活用され、経済成長の牽引役としての期待が高まる半面で、人工知能の恐ろしさも指摘されており、開発暴走を制御したいとの思惑も絡んだ提案で…