富士通 「次世代ものづくり具体化」 永嶋寿人産業ビジネス本部産業イノベーションビジネス統括営業部長ものづくりビジネスセンター長

富士通 永嶋 寿人産業ビジネス本部産業イノベーションビジネス統括営業部長ものづくりビジネスセンター長
富士通 永嶋 寿人産業ビジネス本部産業イノベーションビジネス統括営業部長ものづくりビジネスセンター長
2015年は「次世代ものづくり」を発表し、IoTをベースとした新しいものづくり提案をスタートさせた。当社にはサーバとストレージ、ネットワーク、ミドルウエアを組み合わせ、企業のICT基盤を支えるプラットフォームがあり、企業のIT化を進化させるロードマップを作成している。今はものづくり版のプラットフォームを用意し、インダストリー4.0への階段を作るために整理している。

16年は次世代ものづくりを実現するフェーズに入っていく。ものづくりは現場によって異なり、IoT化にも決まった答えはない。ユーザー企業とともに1歩ずつフィットするように進めていかなければならない。具体的なソリューションを作り、テンプレートをそろえ、多くの事例を発表して次世代ものづくりの形を社会に提案していく。

国内でIoT、インダストリー4.0に期待するのは、データを集めて生産効率を上げ、品質のバラつきを抑えたいという意見が多い。しかしIoT活用の可能性はサービス・保守にもある。

ものづくりはあくまで手段。自社のビジネスモデルを描き、そのなかで最適なものづくりを考えなければならない。従来の「もの売り」から「コト売り」など、ビジネスモデルを変える必要性も出てくる。チャレンジしたいという企業のサポートを行っていきたい。

ITと通信インフラの先端技術と製品サービス、ものづくりの現場があり、フィールドレベルからエンタープライズレベルまで、ものづくりに関わるすべての工程でバーチャルとリアルのソリューションを提供できるのが当社の強みだ。次世代ものづくりを進めるにはPLCやロボットなど現場が分かるSEの人材が必要。SEと社内のものづくり現場が連携し、人材の育成を進めていく。

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