モレックス 「グローバルプロバイダーへ変革」 リキー・コミーニ インダストリアルオートメーション ディレクター

モレックス リキー・コミー二インダストリルオートメーションディレクター 
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2016年のFA需要は、世界的にいくぶん落ち着くものと考えている。

過去6カ月を見渡すと世界的なFAの成長にはやや鈍化が見られ、多くの企業では新たな自動化プロジェクトよりも、既存装置の改良や効率改善に注力することで、コスト削減と生産性の向上を図っている。

業界トレンドとしては、FA安全システムの見直しが挙げられる。これまで装置の機能安全の配線は、制御用ネットワークから分離されており、2倍の配線コストが発生していた。このため各メーカーは、機能安全と配線コスト削減を目指し、機能安全とネットワークの配線を統合する方法を模索している。

また日本の装置メーカーは世界をけん引するポジションにいるが、ポイント・ツー・ポイント技術を用いたハード配線システムを好む傾向にある。同技術の配線は安価な半面、導入と保守にコストがかかることから、高価ながら導入と保守のコストが抑えられるソフト配線システムが世界的に広まっている。

今後はイーサネットやIO-Linkなどネットワークによる配線システムの置き換え、保護等級のIP20からIP67への移行が見込まれる。将来的には日本の装置メーカーも、世界で進展する配線システムへの同調が予測される。

当社は、顧客中心ビジョンの一環として、部品や組み立て品の製造業者から統合電子ソリューションのグローバルプロバイダーへと変革を遂げており、主要産業に向けた完全なネットワークシステムの供給に注力している。

また、「スマートファクトリー」を構想するインダストリー4.0の進展に注目しており、今後、新たな自動化技術の開発と導入において、リーダーとしてのポジション確立を目指していきたい。

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