フエニックス・コンタクト 「端子台4.0の訴求に全力」 青木良行 代表取締役社長

フエニックス・コンタクト  青木 良行代表取締役社長
フエニックス・コンタクト
青木 良行代表取締役社長
2015年12月期の売り上げは、前年度を超え、過去最高を更新した。PV(ソーラー)、携帯基地局向けをはじめ、造船、工作機械、自動車、鉄道などを中心に伸長した。お客さまの数が増加していることで、地域的、市場的な偏りがなくなり、バランスの良い分布になってきている。

これも特約店がこの4、5年がんばって拡販してくれた成果といえる。今期も2桁増の計画でスタートしているが、「バリュープロモーション」「バリューネットワーク」の姿勢で特約店といっしょになった進化した付き合いをしながら、製品を売るのではなく「フエニックス・コンタクト」を売るような気持ちで、お客さまに当社製品が役立つことを伝えていきたい。

昨年のSCFで、丸端子・Y端子とプッシュイン式を融合したDINレール用のハイブリッド端子台「BTシリーズ」を発表した。日本市場で多く使用されているネジ式端子台に対し、欧州メーカーとして日本のユーザーに近づくことで、新たな展開を目指している。当社ではこれを「端子台4.0」として、日本市場向けに開発したが、世界で一番厳しい日本でこれが受け入れられれば、今後の成功事例として自信につながる。

これが端子台市場への一石として、今後大きな波にしていくためにも、ユーザーに製品をよく理解してもらい、「フエニックスのあれを持って来い」と言われるように成功させたい。また、日本で考案したPC端子台「SPTAF
1」をはじめ、産業用セキュリティ機器mGuard、電源、イーサネットスイッチ、避雷器、セーフティ機器、サーキットブレーカーなども注力する。

さらに、「イーラーニング」用の教材も充実させ、特約店営業社員などに活用していく。

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