オムロンは、セーフティ機器の総合メーカーとして、あらゆる用途に対応した製品とソリューションを提供している。
新製品として今年２月から発売したセーフティリレーユニット「形９ＳＥシリーズ」は、安全出力２点タイプで幅１７・５ミリ、同４点タイプで幅２２・５ミリのスリムサイズを実現しており、装置の小型化に貢献する。
また、従来のセーフティリレーユニットは配線取り付け方向が上下方向となっていたため、小型の制御盤では十分な作業スペースの確保が困難で、作業性が低下しがちであったのを、前面にスクリューレスクランプ端子台を採用することにより取り付け工数を約半減でき、作業時間の大幅削減が可能。
さらに従来のリレーユニットは、内部リレー（Ｋ１／Ｋ２）の動作表示機能のみで、安全入力機器の動作・接続状態などを容易に確認できないことがあったが、新製品は、安全入力、安全出力それぞれのＬＥＤがユニットの動作状態をわかりやすく表示するため、設置・保守時の工数を大幅に削減できる。
しかも、接点入力からＰＮＰ入力まで一形式で幅広い安全機器に対応できる。
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