立花エレテック 「プライベートフェア」賑わう ロボットのデモに注目

専門商社各社がソリューション提案を相次いで強化している。従来は異なるメーカー製品を組み合わせて提案・販売するケースが多かったが、最近ではエンジニアリング力を大幅に強化し、メーカーのエンジニアリング部門や、装置メーカー自身が専門商社と相互にサービスを補完し合う動きが活性化している。

こうした中で、立花エレテックが昨年11月に移転した東京支社で「立花プライベートフェア2015IN芝浦」を4日から3日間開催し、1077人が来場し好評を博した。

同社はロボット事業を強化する姿勢を鮮明にしており、同プライベートフェアでもロボットに関するデモ展示が注目を集めた。

特に同社エンジニアリング部門が開発した「バラ積みロボット」は、三菱電機製ロボット、PLC、表示器、力覚センサ、3Dビジョンセンサを使用した多機能なロボットで、複雑な工程でもロボットで対応できることを実機で証明した。

また、ABB製パラレルリンクロボットを用いたレトルトパックの整列、及び段積みの自動化デモや、バイナス正教育用ロボットの展示など幅広いロボットに関する展示が行われた。

ロボット以外でも、アマダミヤチ製レーザーマーカーのデモ展示をはじめ、自社システムエンジニアが開発した「管理・ITソリューション」「制御・駆動ソリューション」「検査・計測ソリューション」「物流トータルソリューション」「エネルギー・セキュリティーソリューション」「施設事業」「産業デバイスコンポーネント事業」「MS(受託生産サービス)事業」「半導体デバイス」「関連会社紹介」などの各コーナーでエンジニア自身が実機を用いた展示を行い、来場者にアピールした。

さらに、関連会社の研電工業による回転機の改造・整備保全に特化したソリューション提案も紹介された。今春から始まるトップランナーモーター規制により、回転機に関して従来使用している製品がそのまま購入できないケースも想定され、今後メンテナンスニーズが高まることが確実と見られて、ますます注目を集めそうだ。

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