B&Rインダストリアルオートメーション 「カスタム対応力に強み」 小野雅史代表取締役社長

当社はオーストリアに本社を置くB&R社の日本法人として、昨年3月に設立した。PLC、産業用コントローラ、モータードライブシステムの3製品を中核にしたソリューションを紹介し、すでに約600社のお客様からお問い合せをいただくなど、期待以上の成果に繋がっている。

「インダストリー4・0」という新しい流れの中で、コンポーネントベースではなくソリューションベースでのアプローチが求められてきており、当社の提案をよく聞いていただけている。というのも当社は、創業の約30年前から「インダストリー4・0」にリンクしたコンセプトで製品開発を行ってきているためだ。日本の製造業が変わりつつある中で、「インダストリー4・0」という新しいコンセプトが出てきたことは、日本市場開拓の追い風になる。

当社はカスタム対応を得意としており、顧客のニーズに合わせた制御を実現できるのが強みである。

昨年12月から、「mappテクノロジー」と名付けた革新的なソフトウェアの販売を開始した。機械制御のソフトウェアをコンポーネントとして扱うことで、立ち上げ時間の大幅な短縮が実現でき、差別化を図れる。もうひとつ注力しているのがパネルPCである。「Scalability+」のコンセプトでビッグデータ時代のPCとして、Windows対応で、エンジニアリングコスト削減にも繋がる。長期間の使用に対応できるように、CPU、ディスプレイの供給に配慮した設計体制も大きな特徴である。さらに、顧客の求めに応じたデザイン性に優れたカスタムパネルの販売もしており、世界の大手自動車メーカーの生産ラインにも採用されている。

今年は1ドライブ3モーターで世界最小「ACOPOS P3」の販売を予定している。世界最速サンプリングタイム50マイクロセカンドと、1本のケーブルで14ファンクションセーフティを実現している。

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