オーバル 「流体計測の新市場注力」 谷本淳代表取締役社長

谷本 淳 代表取締役社長
谷本 淳
代表取締役社長
昨年は海外システムビジネスの拡大、液化天然ガス(LNG)および新エネルギー市場への展開などを着実に実行し、上半期の連結売上高で昨年同期比13・9%増を達成でき、通期でも増収増益の見通しだ。5月に東証1部への指定替えを果たし、今年は当社の技術力をさらに発揮して、さらなる飛躍の年にしたい。

特に政府が注力している水素ビジネスに関して大きな期待をしている。当社は高圧水素の流量計を製品化しており、製造・輸送・貯蔵とあわせて国内で2050年には8兆円ともいわれる市場で技術力を発揮していきたい。また、主力のコリオリ式流量計も期待ができる。質量で正確に流量が計測できるため、港湾の燃料油計量向け用途が増えそうだ。昨年開発した最大8インチの大口径タイプなど、円安の追い風もあり、北米、EU向けに攻勢をかけたい。食品、薬品向け製品にも注力する。内部構造がストレートで、洗浄がしやすいサニタリータイプの流量計も展開し、装置メーカーへの採用も働きかけを強めていく。新規販売のパートナーも開拓し、自動車、鉄鋼、紙パルプなどの業界にも提案を強化する。また、重要インフラの災害対策にも寄与していきたい。特に製油所などで用いられる空気式のバルブアクチュエータは、停電時でも作動でき、既存手動バルブに後付け設置ができるため、ローコストに安全対策を施せ、社会貢献につながる。

国際競争力を高めるため、各種規格の取得も推進する。中近東のプラント需要は依然旺盛で、シンガポールの「オーバルアジアパシフィック」を中心に、システムでの提案力も強化する。また、保全計画サポートサービスなどのメンテナンスサービスや、校正サービスも充実させ、景気に左右されない体質強化に努める。

4社協業の「BLUEDGE」ブランドも、お互いの得意分野の顧客に相互で提案するなど提携を強化していきたい。

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