灯台

2015年1月14日

毎年、新年の初めに各工業会・団体の賀詞交歓会が開かれる。今年も連日、この取材のはしごになっている。賀詞交歓会での挨拶でいつもなら、今年の景気の動向や干支の話になることが多いが、今年はその話も出ないわけではないが、共通して必ず出てくると言えるのが、今話題の「インダストリー4・0」の話である▼第4次産業革命とも言われている「インダストリー4・0」であるが、こうした会合でこれほど共通して出てくるのは経験したことがない。それほど影響力のある言葉だと言える。この言葉の具体的な内容は熟知していなくても、ものづくりを取り巻く環境が大きく変わりつつあることを誰もが感じている▼数年前までは、一度聞いてもちんぷんかんぷんであったIoT、M2M、ビッグデータなどといった言葉が、いまや完全に「市民権」を得たような状態なっている。ただ、その内実はものづくりが情報と閉鎖された状態では成り立たなくなりつつあるということだ。それは工業製品などの第2次産業だけでなく、第1次産業や第3次産業などまで波及することだ。当然FAやPAだけでなく、BAやSAなど多岐にわたってくる。オートメーションはいま新しい幕開けを迎えようとしている。ものづくりを応援する本紙としても、この流れをしっかりと支えることで、役割を果たしていきたい。