![新型フォークリフト「FOZE」と大森CEO](https://www.automation-news.jp/wp-content/uploads/2015/07/8b562371e43d6744000c59e370392413-300x267.jpg)
ユニキャリアホールディングス(東京都品川区南大井6―22―7、TEL03―6730―3200、大森聡社長)は、グループ傘下にあるユニキャリアを通じ、ディーゼル式フォークリフトの主力戦略車種である新型「FOZE(フォーゼ)」を発表した。
![新型FOZE](https://www.automation-news.jp/wp-content/uploads/2014/09/e574e1a329a526d7b37bb5c12eebf7a3-300x234.jpg)
新型車は製造業で必須な「経済性」と「性能」を高い次元で両立。エンジンに日産ディーゼルと共同開発の低燃費エンジン「ZD30」を搭載することで、同社従来車AGRESとの比較で最大29%もの燃費低減に成功している。また、新設オプションの「電子制御トランスミッション」は、トルクコンバータ式ながら、クラッチ式並みの操作感を実現。トルクコンバータ式のメリットである「足が疲れない」点と、クラッチ式のメリットである「微速操作のしやすさ」「瞬発的な操作性」の両方を実現させた。
丁寧な取り扱いが必要な精密機器工場はもちろん、ジャストインタイム納品方式(※)の普及により、工場内物流作業の負荷が高まっている自動車系部品メーカーなどでも、作業者の負荷低減に大きく寄与する。
ユニキャリアは2011年設立で、13年にTCMと日産フォークリフトを統合した。小型の屋内物流車両から、AGV、フォークリフト、大型港湾荷役製品までを一貫してサービス展開している。
※‥製品組立工場における仕掛品を最小限にするため、部品メーカーが指定納品場所に指定時間に納品する方式。一般的に配送頻度が多くなる。