灯台

2014年8月20日

学校が夏休みのため、通勤や仕事で乗る電車の中で学生や生徒の姿は少なくなったが、それに代わって昼間の電車で目立つのがスタンプ帳を持った母と子供の親子連れの姿だ。恒例のスタンプラリーが今年も、JR各社がポケモン、私鉄も東京メトロが仮面ライダーとプリキュア、西武鉄道は妖怪ウォッチなど、各社が開催している。酷暑の中、子供に引っ張られる形で親も汗だくで歩き回っている▼いま、妖怪ウォッチというゲームが子供たちの間でブームになっている。妖怪を見ることができる「妖怪ウォッチ」という時計を使って、妖怪と友達になったり、助け合ったりしていくのがストーリーだ。以前流行したたまごっち以来の電子機器ゲームのヒット商品のようで「妖怪ウォッチ」を買うための抽選に行列ができるほど、入手が難しい状況になっているという。遊ぶための道具の購入も必要で、そのたびに親の財布からお金が出ていくことになる▼電子ゲームのヒットは、半導体や液晶などをはじめとした電子部品需要の拡大に加え、製造装置など設備投資の増加にもつながる。こうした電子ゲームのほとんどは日本メーカーが開発しており、改めて日本の高い技術力と発想力を感じる。大人のパチンコ・パチスロ、子供の電子ゲーム、いずれも日本の経済成長を支える産業のひとつであり、世界でも伍して戦える武器のひとつであろう。しっかりと外貨を稼いで欲しい。