マコメ研究所 本業のセンサを積極展開 沖村文彦代表取締役社長

昨年の日本経済はアベノミクスで国内の空気が一変した。金融緩和による円安、株高、消費税引き上げ前の駆け込みや一般消費財値上げ、TPP参加表明など過去の政策と決別する対策が打ち出されてきた。しかし、民間設備投資に反映するまでのタイムラグの1年でもあった。

こうした中で、当社は売上高30%増を目標に開発、営業攻勢をかけてきた。2013年11月期の売上高は、目標には届かなかったものの、前期比26%増となり、V字回復できた。プロジェクトで取り組んできた船舶用センサと地震総合観測装置が売り上げに結び付いた。

2014年11月期売上高は、前期比横ばいから5%増加を目指す。前期貢献した2大プロジェクトに代わって、今期は本業のセンサに注力する。多品種営業が強みなので、特注品の受注も促進したい。

営業部門は、新製品の小型アブソリュートスケール、無人搬送車用新型ガイドセンサ、土木関係の傾斜センサなどを拡販していくが、性能はもちろんのこと、価格競争にも自信を持って臨む。また、福島に営業拠点を設置したが、東北地域の引き合いが増えており、すでにサンプル出荷を開始するなど受注が伸びる見込みである。

開発、製造部門は短納期に取り組む。開発部門はいくつかの案件を抱えており、短期開発で新製品を発売する。製造部門は部品調達から出荷まで時間管理とコスト意識をより徹底させてコストダウンを図る。

輸出にも攻勢をかけ、現在の売り上げ対比5%を10%に引き上げたい。中国、タイに営業を派遣し、商社と連携して市場開拓を行っている。

今年の景気見通しは、アベノミクス効果が製造業にも表れ、昨年よりも良くなる。TPPは製造業の輸出に好影響を与え、株高、円安が安定的に推移すれば、中小企業の設備投資も増える。当社に関係する市場に活気が戻ると思う。

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