- 特集
- 2011年11月16日
GMIジャパン 特徴ある安全防爆を提案 田中健一代表取締役社長
計測制御機器の輸入販売や防爆技術コンサルタントなどを行ってきたケーテックス・インスツルメンツを、昨年12月にイタリアの防爆バリアや安全リレーのメーカー、GMインターナショナル社から出資を受けて、同社の日本法人として社名を変更した。
伊・GMI社は防爆バリアのSIL3認定品をそろえ、自社でSILの計算と製品認定ができる高い技術力を持っている。生産はすべて本社工場で行っており、製品の80%は輸出向けに海外市場で販売するなどグローバル展開を図っている。
防爆および一般計測分野に長く携わってきた経験を生かして、日本市場でGMI製品の拡販に取り組んでいく。
GMIには防爆や安全関連で豊富な製品がそろっているが、中でもSIL2/3に対応したバリアセーフティリレーは特徴ある製品のひとつだ。最高レベルの規格に対応していることに加え、薄型でDINレールに取り付け使用できることから、設置も容易である。
また、本質安全防爆対応の温度マルチプレクサは、I/Oを絶縁することでノイズに強い構造となっている。しかもModbus通信で最大5キロメートルまで対応が可能。熱電対などを接続したアナログとデジタル計装に最適である。これらは日本の防爆検定を取得していないため、当面は海外向け案件を中心にPR活動を行っていく。
そのほか、本質防爆安全の表示器や、非防爆の信号変換器などもラインアップしているが、日本の市場を分析しながら販売活動を展開していきたいと考えている。
GMI以外の製品として防爆対応のデジタルカメラの販売に注力していく。現在、日本の防爆検定を申請しており、認定が取れればニーズが高いだけに売れるものとみており、販売店などとパートナーを組んで販売していきたい。
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