キムラ電機 あらゆる分野の市場深耕 藤岡康太郎代表取締役社長

2014年1月8日

国内経済は為替が円安に振れたことで輸出が伸長し、自動車や工作機械、半導体製造装置関連などを中心に、業績が回復、明るさが見え始めた。

こうした中にあって当社の売り上げは、主力需要分野の一つである電力関連は依然厳しさが残っているものの、鉄道車両やメガソーラー関連、通信関係が比較的堅調に推移している。

鉄道車両では表示灯などが、通信関連では携帯電話の基地局向けで引き合いがある。省エネの推進から普及が期待されているLED照明関係も、品ぞろえが少ないものの、少しずつ伸びてきている。

2014年2月期の売り上げは前半の設備投資の低迷もあり、前年度並みになりそうだが、残りの期間で追い上げ、少しでも前年を上回れるように取り組みを強めたい。

今年の景気はアベノミクス効果プラスアルファもあり、良くなるものと見ている。東京オリンピック開催に向けたインフラ投資に加え、老朽化したビルなどのリニューアル投資も期待できる。

昨年、メガソーラーなどDC(直流)機器の高圧電流に対応した端子台とヒューズホルダーを発売した。

DCの高圧化は今後ますます進むものと見られており、当社にとっても製品幅と顧客の拡大につながるチャンスとして取り組みを強めていく。

また今年は、販売店のネットワークの拡大・強化も進める。販売店と一体となって特定ユーザーに向けた製品説明会や展示会の開催回数を増やして、当社製品の浸透を図るとともに、ユーザーからのニーズ吸収も行うことで次の商品開発に向けたマーケティング力の向上にもつなげていきたい。

同時に、海外からの需要なども増加してきていることから、アジア地域の販売店とも連携を取りながら、新たな需要拡大の機会としたい。