分岐点

2013年10月30日

日銀の「さくらレポート」は、各地域の景況判断材料として、多くの企業が関心を寄せている。今月の発表では、前回7月と比べ、全ての地域で矢印が右肩上がりとなった。アベノミクスへの期待と東京オリンピック開催決定で、景気の先行きに安心感が広がり、消費者や企業活動の背を押した。▼ 設備投資や生産活動では残念ながら、北海道から九州・沖縄地域まで一様に上向きとまでは読み取れない。北陸や関東甲信地域は、面白いように前回も今回も設備投資の報告は一字一句違わない。北陸は「製造業を中心に底堅く推移している」、関東甲信は「非製造業を中心に増加基調にある」と一行で表現している。近畿地域も今回の報告は「持ち直している」のみ…