円安が輸出に追い風

汎用インバーターは、国内外の省エネニーズを背景にして再び上昇基調に乗ろうとしている。急速な円安傾向は低迷していた輸出にとって追い風となることや、期待の中国市場も自動化投資に伴い機械の動きが出始めており、モーターなど駆動機器にもプラス効果が出始めている。製品は使いやすさの向上を基本に、小型化や操作性の向上、用途専用機種の開発などに加え、モーターの高効率規制とも歩調を合わせた形での取り組みが行われている。インバーター技術がまだ活用されていない用途も多く、エネルギー効率活用の面からも市場はさらなる拡大が見込めそうだ。

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