ネットワークベース生産システムの新計装CPUモジュール横河が機能強化版

横河電機は、ネットワークベース生産システム「STARDOM(スターダム)」の小規模計装向け新計装CPUモジュールと、操作・監視ソフトウェア(SCADAソフトウェア)「ASTMAC
VDS(アストマック
ブイディーエス)」の機能強化版の販売を開始した。

価格は1セット50万円から(自律型コントローラ「FCN」「FCJ」とSCADAソフト)。販売は国内外で、2013年度3000台、14年度3500台を計画。

今回の機能強化は、Ethernet通信機能を内蔵した新しい計装CPUモジュール(F3SPV9―7S)を開発するとともに、SCADAソフトウェア「ASTMAC
VDS」の操作・監視画面から表計算ソフトウェアやWebブラウザなど汎用のアプリケーションもワンクリックで起動して使用できるようになった。これによって、Ethernetインターフェイスモジュールが不要になり、導入コスト削減と省スペース化を実現でき、計装システムを安価に構築できる。

さらに、海外において、広範囲に分散した石油・ガスの採掘エリアの操作・監視で用いられている通信プロトコルDNP3の通信機能を介して自律型コントローラ「FCN」、「FCJ」のデータを2台のSCADAソフトウェアがインストールされているPC(マスターSCADA/バックアップSCADA)に送ることができるようになった。

万が一、災害などでマスターSCADAがダウンした場合でも、バックアップSCADAに切り替えて操作・監視を続けることができる。

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