多摩川精機 航空機整備事業を強化大森精工機を子会社化

多摩川精機(長野県飯田市大休1879、TEL0265―21―1800、萩本範文社長)は、航空機の整備事業の強化へ大森精工機(東京都大田区大森中2―17―12、渡邊鉄也社長)の全株式を取得し完全子会社化した。 航空・宇宙・防衛産業市場に注力している同社は、センサ・モータなど搭載機器の製造販売から、電源などを含めた電装品のアフターサービスまで一貫体制が強化される。 航空機整備事業では、子会社の多摩川エアロシステムズと2社合計で売上高が約20億円に拡大する。 多摩川精機は、FAや自動車向けサーボモータ・システム、センサー、アクチュエータで高いシェアを持っているが、航空機市場でも75年の歴史で培った航空機技術をベースに世界の民間航空機市場での事業拡大を目指している。 近年はエアラインやビジネスジェット機、小型軽ビジネスジェット機などへ、同社の航空機搭載部品・機器が増えており、保守点検などアフターサービス事業も強化の必要性が増していた。 そのため、2008年に整備事業を主とする三徳航空電装(現多摩川エアロシステムズ)を買収し子会社化したのに続いて、今回、大森精工機をグループ化しサービス事業の拡大を図る。また、搭載機器・部品の販売にも信用効果が高まると期待している。 大森精工機は資本金5600万円、従業員80人で年商約8億円。航空機用ホイール・タイヤ整備、ブレーキ整備、油圧部品・電装部品整備などを主な事業とし、国土交通省航空局修理改造事業場認定を取得している。

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