無線でエネルギーや環境状況を“見える化” オムロンが「形WZシリーズ」発売

オムロンは、920MHz帯域周波数を使った無線ユニットおよび、無線温湿度センサ/無線照度センサ/無線温湿度・照度センサ/無線CO²センサなどとして「形WZシリーズ」の販売を開始した。これらは、生産現場のエネルギー効率を最大に活用するために、電力量やパーティクル量、温湿度など、エネルギーや環境状況の見える化を無線システムで支援するもの。無線のため配線が不要になり、生産現場の各装置や工程の電力消費、環境状態の見える化を簡単に実現でき、設置工数の大幅削減にもつながる。従来、有線接続しかできなかった同社の電力量モニタ「形KM/KM1シリーズ」やパーティクルセンサ「形ZN―PD□□―S」などを子機に接続するだけで、無線による計測データ収集が可能となる。

今回さらに、無線を内蔵した温湿度・照度・CO²センサも同時にそろえたことで、電力量やパーティクル量のモニタと合わせて使用できる。

また、周波数帯域として920MHz帯域を採用したことで、従来の2・4GHz帯と比べて通信距離が長く、他の通信機器からの干渉が少ないため、マルチホップ&ブロードキャスト方式との組み合わせで安定した無線通信が可能になり、万が一通信ルートが途切れた時でも、新しいルートを自動的に再構築して通信を継続できる。

そのほか、付属のユーティリティ・ソフトウェアで、様々な環境状況のデータを一括して収集し、モニタでき、データ間の相関分析などが容易になることから、品質維持とエネルギー効率最適化の両立につながる。

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