オートメーション新聞最新号No.403号を発行しました!詳細はこちらから

日本企業の経営課題2012

<生産領域の課題>

■生産領域の主要課題■

生産領域の主要課題は、前年調査4位の「需要変動へのフレキシブル生産体制」が10ポイント以上増加し、1位となっている。

2位以下では、「生産技術力の向上」「技術・技能の伝承」が続き、3割前後の企業があげている。

また、「開発・設計~生産リードタイム短縮」「国内工場の競争力強化」および今回新設した課題「業務のスピードアップ(IT化/見える化)」への課題認識が高まっている。(表1)

■生産機能の管理体制のあり方(現在~5年後)

生産機能の管理体制について、現在の体制と今後(5年後)のありたい姿について質問した。

現在は、企業の約6割が「本社が全権を持ち、各拠点に指示を出す=本社集中型」が、5年後には約4割に減少し、逆に「国や地域ごとの管理組織が、各拠点に指示を出す=地域統括型」が4割強まで増える。(表2)

(つづく)