「検査技士」試験10月20日に全国8会場で実施

日本配電制御システム工業会(JSIA、丹羽一郎会長)は、配電制御システム検査技能審査試験を10月20日に全国8会場で実施する。検査技士は品質向上に欠かせぬ存在であり、各社は社員教育の一環として技能向上へ受験を奨励している。技術者の間でも検査技士への関心が高い。受験申請締め切りは8月7日。各支部で受け付けている。

JSIAは1995年7月、配電盤類の検査技術者の知識、技能水準を審査証明し、技術者の職業能力の向上と社会的、経済的地位の向上に役立てることを目的に制度を新設。同年10月に配電制御システム検査技能審査試験を実施し、その後、毎年行っている。

合格者には「配電制御システム検査技士」の称号が与えられるため、配電盤類の検査業務に従事する技術者にとって誉れとなる資格である。昨年の合格者は1級25人、合格率26・3%、2級42人、同36・8%であった。

試験は1級、2級ともに学科と実技試験がある。学科試験は1級、2級とも多肢択一法。実技試験は筆記試験およびテスタを使用した模擬回路の短絡・開放の点検作業。受験資格は、2級は実務経験を問わないが、1級は実務経験3年(2級合格後は0年)。

なお、合格発表は12月。

今年の試験実施場所は次の通り。

▽北海道支部=北海道立札幌高等技術専門学院

▽東北支部=仙台市青年文化センター

▽東京支部=電設健保「へるすぴあ」

▽中部支部=名古屋中小企業福祉会館

▽関西支部=ポリテクセンター関西

▽中国支部=ポリテクセンター広島

▽四国支部=ポリテクセンター香川

▽九州支部=ポリテクセンター八幡。

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