JSIA30周年に期待する 共通回課題の解決へ連携強化 一般社団法人 日本電設工業協会 会長 山口 学

日本配電制御システム工業会が社団法人設立30周年を迎えられましたことを心からお祝い申し上げます。

貴協会は、最近ではスマートグリットの影響と対応について検討を始めるなど、低炭素社会の実現に向けた活動もされていると聞いています。

全国の原子力発電所が運転を停止し、電力供給の制約が深刻な問題となっています。7月からは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」がスタートします。再生可能エネルギーは自然条件に左右され出力が安定しないため、電力系統との連系や需要の制御により、エネルギーを有効かつ効果的に利用することを可能にする「スマートグリッド」が不可欠です。

当会でも、昨年4月にスマートグリッドWGを立ち上げ、スマートグリッドに関する動向や関連技術についての情報収集、調査研究を行い、効率的なエネルギー利用についての電気設備工業界としての貢献のあり方や施工関与の方向性を探っているところです。

ライフラインを担う電気設備業界としては、自然災害に対する安全対策の一層の強化を図りつつ、電力供給事情の変化や節電ニーズに的確に対応する電設技術を提供するとともに、中長期的課題である低炭素社会の実現に積極的に取り組んでいかなければなりません。貴協会と本会が「横」の連携を更に深め、電気設備工事業界に共通する課題の解決に向けて協力していければと存じます。

結びに、貴協会ならびに会員企業のご発展と会員各位のご健勝を祈念申し上げ、社団法人日本配電制御システム工業会設立30周年のお祝いの言葉とさせていただきます。

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