明治電機、タイ事業再構築

2012年1月25日

【名古屋】明治電機工業(安井善宏社長)は、タイ・バンコクの現地法人「メイジ・エレクトリック・インダストリーズ」の赤字決算が続いているため、今年4月中に清算する。ただ、タイでの事業は、2011年単年度では黒字が見込めるところまで改善しているため、今年3月頃をめどに別の新会社をタイに設立して、事業は続ける予定。

タイの現法は08年7月、資本金約6000万円(明治電機工業49%、51%を現地企業などが出資)で設立した。タイの日系メーカーに対し、制御・メカトロ機器などの販売、輸出入業務、各種工場設備・ソフトウェアの設計などを行ってきた。しかし、リーマンショックを契機とする景気後退などから業績は低迷し、一時は債務超過を余儀なくされる状態となった。バランスシートが悪化しているので、今後黒字化しても、タイでは今までの決算が良くないと銀行借入、営業活動などの点で不利になるためいったん清算し、改めて新会社で営業を続けることにした。

新会社は現行会社より資本金を少し減らし、明治電機工業が半分近くを出資する予定。

清算に伴い、関係会社整理損失約7200万円の計上が見込まれ、12年3月期において特別損失の発生を予定しているが、12年3月期の業績予想の修正は行わない。