レーザー検査装置のタイヨー電機北陽電機が子会社化

北陽電機(大阪市中央区常磐町2―2―5、〓06―6947―6331、尾崎仁志社長)は、電子・制御機器の製作、OEM装置開発、検査・試験装置開発製造のタイヨー電機(本社同、〓06―6966―0104、西村和英社長)を、今年3月末日で100%子会社化した。

今後、タイヨー電機の高い技術力を融合させ、グループ企業としての相乗効果を高めていく方針である。

タイヨー電機は、1986年設立の電子・電気制御機器、および光学技術を擁する検査・試験装置、OEM装置、さらにFA機器リプレースを中心に業績を拡大してきた。

従業員のほとんどが研究開発担当者という技術系企業で、特に2004年にはレーザーによる欠陥検査装置の開発を開始。05年には同装置の販売を開始し、これまでに大手化学メーカーや精密機器メーカー、電機メーカー、自動車メーカーなどに多数納入し、大きな実績を挙げてきた。

また高い技術力を有していることから、経済産業省からは創造技術研究開発事業として「偏光板の自動検査装置」の研究開発、大阪府からは同社の「自動案内放送装置」が、中小企業経営革新計画の承認事業になるなど、公的機関の認定事業にも参画している。

現在は、FA制御システムや遠隔監視システム、各種試験システムの開発などを受け持つメカニクス分野、通信システムや基板開発などのエレクトロニクス分野、さらにレーザー式欠陥検査装置や高感度蛍光検出装置などのオプティクス分野の3分野を融合させた事業展開を行っている。

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