分岐点

オリンピックは過酷な競技である。知識と技術力はもとより体力、集中力、スピードが要求されるのだから、一朝一夕ではとても身に付かない。技能五輪国際大会でメダルを獲得した選手、関係者の喜びを製造業に従事する人たちは我がことのように感じ、仕事に対する意欲を高めたのではなかろうか。

競技職種メカトロニクスは、製造・組立・検査からなる生産設備の設計、据付、プログラム開発、試運転、メンテナンスまでの能力を競う。機械工学、電子・電気工学、情報工学の幅広い知識と技術が求められるため、1チーム2人の編成である。今大会では日産自動車の川辺裕也選手と三品英則選手が金メダルを獲得した。

競技時間も長い。例えば、協和エクシオの森野陽気選手が金メダルを獲得した情報ネットワーク施工職種の日程は、1日目構内幹線配線など6時間5分、2日目が光接続など3時間、3日目がビル内配線7時間、4日目が住宅内配線2時間である。並みの心構えではとても無理で過酷な4日間18時間である。

日本の製造業は、内需不振、欧米の金融不安、財政赤字、新興国の経済成長減速という四面楚歌に近い状況だが、五輪選手の気持ちで臨み強く思考し実行すれば抜け出せる。一次産業の二次産業化、社会インフラの再構築などFA業界にも光明をもたらす材料はあるのだから。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6000円、法人向けプラン3万円から(いずれも税抜)

CTR IMG