分岐点

先日、ドイツから帰国した知人は「欧州では反格差デモが吹き荒れている。日本にそのような事態が起こらないのは、日本は曇りガラスの壁に囲まれ、良くも悪くも外部から遮断されているため」と話していた。そして、野田首相も風を読めていないと付け加える。

「風」の言葉で、小倉昌男ヤマト運輸元社長の著書「経営学」の一節を思い出した。昭和20年代は1次産業、30年代が2次産業、40年代3次産業、50年代消費者、60年代生活者と10年区切りで時流を読み、現代(1999年出版)はボーダレス時代と著している。

その区切りを別の見方に変えると昭和20年代~40年代は「造って売る側」の時代、50年代~60年代が「買って使う側」の時代、現在は「造使共同参画」の時代ではなかろうか。使用者側が考え、流通も含めたメーカー側が造る。これは、昔から行われてきたことであるが、現在はより顕著になっている。

FAメーカーが「使用者の課題を解決します」と盛んにソリューション云々するのは、時流に沿っていると思えるが、1社で生産自動化の全問題を解くのは難しい。使用者の窓口であるFA商社が複数メーカーの能力を引き出し事に当たる時代と言えまいか。

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