静岡大学が10日開催センサーなど新技術発表

静岡大学は6月10日、東京・市ヶ谷の科学技術振興機構JSTホールでライセンス可能な新技術説明会を開催するが、磁気アブソリュートロータリエンコーダ、インピーダンス変化型センサー、位置決めインチワーク機構など制御業界で話題を呼ぶ技術が発表される。

磁気アブソリュートロータリエンコーダは、CMOSチップに多数の微細センサーを配置し、同一チップに集積化した回路により統計演算を行うことで、取得した磁界分布から角度を検出する方式。耐環境性に優れ回転の絶対角を高精度に計測できるため、車の電子制御、ロボットのモータ制御、産業機械のモータ制御に適している。外国出願特許あり(発表者:静岡大学電子工学研究所・香川景一郎准教授)。

インピーダンス変化型センサーの無電源・ワイヤレス化は、シンプルな構成で直接インピーダンス変化を検出するもので、弾性表面波素子を利用して無電源、ワイヤレス化を実現した。配線引き回しを変更することにより共振現象を低減しているのが特徴。認識機能による多点同時計測が可能である。センサーネットワークやスマートグリッド用センサー、遠隔地や人が入れない空間における環境センシング、タイヤの空気圧センサーなどに利用できる(発表者〓静岡大学創造科学技術大学院ナノマテリアル部門・近藤淳教授)。

インチワーク機構は、低電圧で駆動できる電磁アクチュエータを用い、電流遮断時にも保持が可能である。変位縮小機構の縮小率を変化させることで、粗動時の移動速度と微動時の位置決め分解能が向上。圧電素子を用いずに高速高精度な位置決めができる。また、移動とクランプのためにそれぞれ1台のアンプで駆動でき電源遮断時もクランプが保持される。マイクロマシン用アクチュエータ、ポータブル機器の精密位置決め用アクチュエータ、マイクロマニピュレータ用アクチュエータに使用できる(発表者〓静岡大学工学部機械工学科・大岩孝彰教授)。

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