パナソニック電工と出光興産有機EL照明事業で合弁会社を設立照明用有機ELパネルの製造・販売

パナソニック電工(大阪府門真市、長榮周作社長)と出光興産は、照明用有機ELパネルの開発・製造・販売の合弁会社「パナソニック出光OLED照明」(大阪府門真市大字門真1048、鎌田策雄社長)を設立する。

新会社は4月中旬に設立する予定で、両社がこれまで培ってきた設計・製造技術、有機EL材料開発力を合わせ、高効率で輝度や演色性に優れた高品質の同パネルを早期に市場投入する計画で、同時に有機EL照明の市場開拓と同市場における地位確立を目指す。新会社は、資本金15億円、パナソニック電工が51%、出光興産が49%出資。従業員は10人体制からスタート。

照明は、エアコンや冷蔵庫とともに電力使用量が多く、白熱電球や蛍光灯からエネルギー効率の高いLEDや有機ELを用いた次世代照明に置き換えることで、省エネルギー化が図られる。

パナソニック電工は、LED照明に続く次世代の照明用光源として、1990年代後半から有機EL照明の開発に取り組んでいる。

一方、出光興産は、85年に有機EL用発光材料の開発をスタート。ディスプレイや照明用途向けに、開発・製造・販売を一貫して行える体制を構築。

両社は有機EL照明パネル事業に関して、07年から新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する委託・助成事業に共同で参画、同パネルの技術・商品開発で強い関係を構築してきた。共同開発したパネル=写真=は、輝度や効率などで優れた性能を有し、実用化に向け最終段階に入っている。

有機ELは、有機材料を発光層に使用した発光デバイス。直流低電圧で高輝度が得られ、面状発光で光利用効率が高く、蛍光灯を上回る発光効率や長寿命が可能である。

LED照明が、主に白熱電球の代替用途に適しているのに対し、有機EL照明は柔らかな拡散光を発する面光源として、蛍光灯に代わる光源として期待されている。さらに基板にプラスチックなどを使用し、発光面を柔軟に曲げることも可能で、将来的にはデザイン性に優れた店舗照明用途や、自動車・航空機などの室内照明用途での利用拡大も見込まれている。

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