業界団体2011年わが社の経営戦略 国際規格への対応推進

新年明けましておめでとうございます。

旧年中はキャビネット工業会に格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。おかげさまで、当工業会は昨年10月をもちまして設立10周年を迎えることができました。

これもひとえに関係業界ならびに団体の皆様方の温かいご支援とご理解の賜物であり、ここに深く感謝の意を表したいと思います。

さて、昨今の経済環境は、中国を中心とした新興国向けの輸出や企業収益の改善などにより、緩やかながらも持ち直しの動きが見えてまいりましたが、一方で円高の進行、海外経済の減速、個人消費の低迷などの景気下振れリスクは依然として残っており、自律的な景気回復基調を辿るには至っておりません。

このような厳しい環境下にあって、当工業会といたしましては、常に時代の要求に対応し、キャビネットに関する技術の向上や標準化などを通じてキャビネット製造業、関連産業の健全な発展を図ってまいる所存であります。

本年度は、国際化に対応すべく、金属製キャビネットの国際規格への整合化を進めてまいります。

また、ユーザーの製品に関する疑問にお答えするため合成樹脂ボックスに関するQ&A集の作成や、キャビネットの重要部品としてのハンドル・蝶番の技術部会の立ち上げを推進してまいります。

環境対策も、当工業会にとって重要課題と考えております。キャビネットの省資源、省施工、省エネルギー、長寿命などをキーワードとして捉え、それを実現するための標準化や規格化の推進、PR活動や啓蒙活動を関係団体と連携しながら展開したいと考えております。

最後になりましたが、今後とも関係業界ならびに団体の皆様方におかれましては、一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げるとともに、この1年のみなさまのご多幸を祈念し、新春のご挨拶とさせていただきます。

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