明治電機工業売上54.3%大幅増新商材、新業種開発が奏功

【名古屋】明治電機工業の11年3月期第2四半期連結決算は、売上高167億5200万円(対前年同期比54・3%増)、営業損失1800万円、経常利益3300万円、当期純利益2600万円と、経常損益段階では黒字に転換した。

同社グループの主要ユーザーである自動車関連企業は、エコカー補助金制度の終了による先行きの需要不安から、依然として設備投資には慎重な姿勢が続いている。こうした中、同社では、市場環境の変化に応じた新商材、新業種開発を積極的に推進するとともに、エリアカバレッジ力を強化し、地域に根ざした営業戦略を推進した。また、日系製造業の海外進出に対応した、内外一体の営業活動の強化にも取り組み、業績の回復に結びつけた。

通期では、売上高341億8200万円(同34・5%増)、営業利益2億100万円、経常利益3億2600万円、当期純利益1億9400万円を見込む。

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