日本スぺリア社「知財功労賞」を受賞鉛フりーはんだ24カ国地域で特許取得

日本スペリア社(大阪府吹田市江坂町1―16―15、GEL06―6380―1121、西村哲郎社長)はこのほど、特許庁が主催する10年度の「知財功労賞」を受賞した。 知財功労賞は、経済産業省・特許庁が産業財産権制度の普及啓発を目的に、その発展に貢献した個人を「産業財産権制度関係功労者表彰」として、また、その発展に寄与した企業を「産業財産権制度活用優良企業等表彰」として表彰するもの。 両表彰を知財功労賞と総称し、1987年から毎年実施されている。それぞれ「経済産業大臣表彰」と、「特許庁長官表彰」が設けられており、同社は、産業財産権制度活用優良企業等表彰の特許庁長官表彰(特許活用優良企業)を受賞した。 選考は、各経済産業局、特許庁内関係部署、知財関係団体などから推薦のあった候補について、書類審査とヒアリングを実施。 さらに、外部有識者による選考委員会が検討し、特許庁長官が決定するもの。 審査のポイントは、知財活動の経営戦略への反映度、知財活動や研究開発の状況など。 同社の受賞理由は次の3点。 (1)欧州RoHS指令対応のため、鉛を使用しない鉛フリーはんだをいち早く独自に開発し、24カ国地域で特許を取得した。 (2)技術の独占的使用、価格競争の回避、製品の高品質化のため、特許の「取得」と「維持」を経営上の重要テーマと位置づけ、新たな特許権や商標権の取得を視野に入れた商品開発を推進している。 (3)グローバルな研究投資と競争力向上のため、国内外の大学と共同で学術的研究を行っている。また、スピーディな実績確保のため、海外企業への特許ライセンスも行っている。 なお、10月18日に東京・千代田区の帝国ホテルで表彰式が行われ、特許庁長官から賞状と副賞が授与された。

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