デジタル場所を選ばず携帯可能無線型電力監視表示器発売

デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、TEL06―6613―1101、大谷宗弘社長)は、生産現場や事務所などの電力使用量を簡単に計測し、シンボルマークやグラフなどで見える化できる携帯可能な「無線型電力監視表示器」=写真=を発売した。表示器はオープン価格(参考価格45万円前後)、センサと電力計は別売。初年度300台の販売を見込む。 新製品は、場所を選ばず携帯可能な無線通信型の手持ちBOXタイプ。無線型なので持ち回りができ、測定したい個所に簡単に設置できる。本体は取り付け工事が不要の可搬型(重量約4キログラム)。電力計は、設置場所に困らない無線内蔵タイプを採用。 個別に電力使用量を計測したい場合も、設置・配線工数が少なく手軽に導入できる。電力データを無線で5・7型の表示器に送り、接続している機器系統の電力使用量や省エネ状況を、シンボルマークやグラフでわかりやすく表示する。通信距離は、100メートルまで可能。 系統・エリア別に1時間ごとに電力使用量を計測し、電力使用量データは無償の電力データ確認ツール(Excel形式)を使用し、パソコンでより詳細にグラフ集計できる。 従来、各階・エリア・部門など総電力量の計測だけでは見えなかった電力の無駄があったが、同機では照明・空調・装置など系統ごとに細分化し計測するので、無駄な電力使用個所の発見が簡単に行え、電力の見える化と対策ができる。 また、社員や利用者などは、その場で電力のムダを実感でき、自発的な省エネ活動の向上に繋がる。 昨年4月の改正省エネ法施行以降、様々な測定システムが発売されてきたが、電力量計測は測定機器や設置工事が大掛かりで費用が高額だった。また、工場全体やライン一括などの大まかな測定しか行えず、節約対策が打ちにくい面があった。 同社では同器を導入することで、システムや設備導入費など約20%以上が削減できるとしている。

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